獣医科での貸出について

この度は、RFメス・サージトロンDUAL(DualEMC)のデモ機貸出をご依頼いただき、誠にありがとうございます。お貸出の際に同梱しております資料および下記項目をもとに、臨床使用をしていただけますようお願いいたします。
また、ご不明な点やご質問などございましたら、当Webサイト「お問い合わせ」フォームもしくはお電話よりお問い合わせください。



サージトロンDUAL(Dual EMC)取扱説明

接続例

獣医科での貸出について 接続例
① サージトロンDUAL本体 IEC3A-S30-90
② 基本セット(リユース) IEC-XAB
③ バイポーラ・フォーセップ ACBF-017
④ ディスポーザブル標準電極セット DSEP40
⑤ エンパイアニードル電極 TEE305
⑥ バイポーラ・クランプ SCBI-01
⑦ クランプ接続コード SCBI-JXB
⑧ IECバイポーラ接続コネクター IEC-BIUC


各部名称

獣医科での貸出について 各部名称
① ハンドピース差込口
② バイポーラコード差込口
③ 対極板差込口
④ 出力モード切替ボタン1
⑤ 出力モード切替ボタン2
⑥ 電源ボタン
⑦ 出力設定ボタン1
⑧ 出力設定ボタン2
⑨ フットスイッチ接続口
⑩ 電源ケーブル接続口
⑪ 音量調節スイッチ


出力設定

獣医科での貸出について 出力設定
① セレクトボタンを押して出力モードを切り替えます
② セレクトボタンを押す度にランプの位置が変わります
③ ランプが点灯しているモードの出力を表示
④ ランプが点灯しているモードの出力を0〜100まで調整


出力操作

獣医科での貸出について 出力設定
※フィンガースイッチは各モードの専用スイッチです。ランプに関わらず該当するモードに自動的に切り替わって出力します。
※フットスイッチはランプ点灯のモードで出力されます。


出力設定の目安

安全にご使用いただくために低めの出力からスタートして、徐々に上げてください。
  CUT      15〜40
  BLEND     15〜40
  COAG     15〜40
  FULGULATE 使用しません
  BIPOLAR    5〜15

※ブレード電極(E3D)を使用するときは、上記出力の2倍30〜80を目安にしてください。


切開・凝固のコツ

獣医科での貸出について 切開・凝固のコツ
獣医科での貸出について 切開・凝固のコツ


シーリングの準備

獣医科での貸出について シーリングの準備
BIPOLAR  出力15 に設定

ケーブルを接続
・バイポーラクランプ SCBI-01
・バイポーラクランプ用ケーブル SCBI-JXB
・IECバイポーラ接続コネクター IEC-BIUC


シーリングの手順

1.クランプで組織(血管)を把持する
2.フットスイッチ(青色)を踏んで5〜10秒間通電する
3.通電を止めて、凝固の具合を確認する
4.視認後、凝固が不十分であれば再度凝固する

※手術動画は下部の「バイポーラ・クランプの使用」の動画をクリックして閲覧していただけます。


症例紹介

バイポーラ・クランプの使用

犬の去勢手術での使用例

中山獣医科病院 院長 中山正成先生執刀
使用機器:サージトロンS5(ellman社製)
使用電極:バイポーラ・クランプ

再生時間:2分24秒
 
縫合糸モノディオックス、メス先電極アルシード